FC2ブログ

勧誘余話

2012.03.30.23:53

高校3年の夏頃、国公立大学を受けようと思う者はやるから取りに来いと言って担任が大学数校のパンフを持ってきた。私の行っていた高校は国立大を受けようという者はそう多くなかったので、担任が持ってきたパンフはわずか3部程度。文系だった自分は小樽商大のパンフを持って帰った。何気に見ていたらその中に課外活動を紹介する見開きのページがあって、色んな部活に混じって小さくエイトの写真があった。今も艇庫の廊下に飾ってある、87年の対北大戦対校エイトの写真である。乗ってる人みんな腕太いなー、肩幅広いなーと思った。それがボート部を知るきっかけだった。

自分は中学・高校と部活というものをやったことがなかった。むしろスポーツが嫌いというか、スポーツ系の部活に入っている奴の気が知れないというタイプだった。でも大学に入ったらもう受験で散々勉強はやったし、せっかくだから大学でしかやれないような部活に入ろうと思った。昔からせっかく背も高いのにスポーツやらないのは勿体無いとか言われてきたこともあったので、ここは一つ思い切ってスポーツ関係にしよう、でも今更球技やっても置いていかれるだろうし、とか考えてる時にひらめいたのがパンフで見たボート。大学でしか出来なさそうなところに惹かれた。

すると入学式の2日前、家に電話がかかってきて「ボート部なんだけど今夜飲み会やるから来ない?」と誘われた(今みたいに個人情報保護という観念の希薄だった時代、どこの部も新入生の名簿を簡単に入手できた)。一つ上の先輩大場さんからだった。ボート部を考えていた自分は二つ返事で行きますと答えた(後でこんなに簡単に誘いに乗った奴は珍しいと言われた)。

北大近くの居酒屋で行われた勧誘飲み会は大場さんの他1つ上の太田さん、前田さん、2つ上の高山さんに3つ上の木村さんがいらっしゃった。1年目は自分も入れてわずか2名。しかももう1名は一浪して入学した太田さんと前田さんの高校の同級生で既に入る気満々。完全にアウェー状態で緊張しまくった記憶しかない。

そこからすぐには入部せず、検討しまくって1週間くらい経ってからやっと決断した。検討し過ぎると逆に決断出来なくなってしまうものである。

自分の場合スポーツ経験が無い点への不安は諸先輩方の熱心な説明で払拭されたが、最後の決断のポイントは意外と覚えていない。何となく朝起きたらボート部にしようと思って、大学に行って学食に陣取っている先輩方に「入ります」と言ったのだった。

当時の先輩方にしてみれば何だか訳の分からない1年目だったかも知れない。でもおかげ様でこんな歳になるまで頑張っておりますので大目に見て下さい。
スポンサーサイト



comment

Secret

プロフィール

谷津             (平成5年卒業)

Author:谷津             (平成5年卒業)
週末コーチの練習日誌と日々の雑感です。
気軽にコメントお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR